アフリカでは日常生活に必要な水は女の子や女性がくみに行くことが多く、1日8000歩、約6kmの道のりを毎日歩いています。
生活のためにもちろん水が必要なので、現状ではその距離を何時間もかけて歩いて持ってくるしかないわけです。
その帰り道は、今度は数キロ以上ある水をかかえ、また長い距離を歩いて帰ることになります。
そのために学校に通えなかったり、途中で誘拐されたり、性的暴行を受けたりする事例も起きているのが現状のようです。
みなさん、水の大切さって感じたことありますか?
頭ではわかっていても、普段の生活でなかなか実感することってないですよね。
日本に住んでいると水の大切さは気づきにくいもので、世界では安全な水を利用できない人は8億人ほどいます。
このイラストは、そんなアフリカの女の子たちが毎日歩く8000歩を点で描いてみたものです。製作中は色々なことに想いをめぐらせながら、1つ1つペンを走らせました。
こんな感じで紙に点を描いていったのですが、6000歩ぐらいのとこで紙がたりなくなってしまったので、セロテープで紙を貼りあわせ、ようやく完成にいたりました。
パソコンにスキャンして、現在ポスターとしてアトリエ内に飾っています。