ぼくがヘビーなうつ病だったとき、母親、父親はどう思ってたんだろう?
患者本人の体験談はあっても、家族の体験談みつからないなぁっと感じてたので聞いてみました。
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まずは母親。
ぼくがロサンゼルスでうつ病になって、日本で母親が思ってたこと。
- うつ病のことをよく知らなかった。
- うつ病と聞いたときは、特に気にもとめなかった。
- ちょっと休憩すれば、すぐに回復して元気になる病気だと思った。
ぼくが日本に帰国して、母親が実際に会って思ったこと。
- ヤバさに驚いた。
- 殻に閉じこもっていた。
- いつもふさぎ込んでいた。
- 話しかけても無視され、「うるさい!」、「だまってて!」と何度も叫ばれた。
- 家でも部屋に閉じこもり、ずっとゴロゴロしてるのを何度も見かけた。
- 何を言われるかわからないし、どうしていいかわからない。
- そんな状況だから話しかけられない。
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こうやって聞いてみると、かなりヤバかったみたいですよねぇ。ぼくも状況を覚えていますが、とにかく何もしなくてもツラいんですよ。
生きることを精いっぱい頑張ってんのに、そこに頑張れとか言われると本当にキツいんですよね。「え?これ以上なにをがんばればいいの?」って感じで。
それと疲労度がハンパなくて、ほんのちょっと会話するのも集中力が続かないんですよ。極端な話、10秒ぐらい話をすると、相手の言ったことが理解できなくなっちゃって。。。
「そんなわけないじゃん!」「わかるでしょ?」という声が聞こえてきそうですが。。。
いや、ここで断言します。
マジで日本語が理解できなくなりました。テレビも一緒で、見てても集中力が続かないから、すぐ日本語がわからなくなっちゃって、ただの雑音にしか聞こえなくなる。気晴らしもなにもあったもんじゃありません。。。
父親にも聞いてみましたが、うつ病と聞いても実感が持てなくて、なにをしたらいいかわからなかったと。やはり母親と同じことを感じていたようですな。