ちょっと前に和歌山の高野山にいったので、せっかくなので宿坊体験してきました。
宿坊とは僧侶や参拝者用につくられた宿泊施設で、雰囲気はまさにお寺!
まるで、お寺のなかに泊まったような気分になる不思議な空間なんですよ。
そこで仏教特有の精進料理(肉や魚をつかわず、野菜や穀類の食事)が夕食として出されたんですが、とおされた部屋に驚きをかくせずにいられませんでした。
それがここ。
ポツン......。
6畳ほどの部屋のまんなかにポツンと1人分の食事が用意されてる...!
この部屋にとりのこされたボクは、食材を噛む音がよくきこえる静寂のなか、もくもくと食べ続けました。
漬け物の音がホントひびきわたる...。
その食事も公開。
くわしいことは知りませんが、仏教はもともと殺生を禁じられてたらしいので、野菜と豆と穀類が中心の精進料理。
ヘルシーで、とてもおいしくいただきましたよー。
それにしても、ああいった静寂につつまれた食事もいいものですな。
食べることだけに集中して、ひと噛みひと噛みを感じられ、食材の美味しさ、ありがたみをいっぱいに感じました。
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東京からだと和歌山って行きづらいんですよねぇ。一回大阪まででなきゃいけなかったり。でも、真言宗の聖地だけあって雰囲気があります。名だたる武将のお墓があり、しかも超デカいし、不思議な形をしてて見てるだけで圧倒されますよ。オススメの観光地ですな。
あ、高野山の宿坊寺院がのってる一覧がありましたので、のせときます。
「朝のお勤め」や「写経」など特別な体験ができます。ふつうの旅行とはちがうので、一度は泊まってみると面白いでしょう。