物を売る=「相手が抱える課題を解決する」ということ。輸入商社の営業マンだった僕がおもうこと。

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ぼくは乳製品の輸入商社でずっと営業をやっていました。

ずっとといっても大学卒業で入社した会社で6年ほど、うつ病での休職期間をぬくと、実質4年ぐらいといったところでしょうか。

 

そこで僕が営業という職種について感じたことを書きます。

お客様の課題を解決するのが営業職

貿易 船がコンテナを運ぶ画像

だとおもっています。

 

僕がいた会社は商社であり、なにかをつくってるメーカーではありませんでした。

だから基本的には売る商品はなかったし、お客さんの要望を満たすものであれば、世界中から探しだして販売したわけです。

 

というよりも、乳製品のマーケットというのは、ほんと毎日のように変化します。

それが海外であればなおさら。円安になれば輸入品の価格は上がるし、為替が1円ちがうだけで、1回の輸入で数百万円といった輸入価格がかわる世界です。

 

いまのように為替が1ドル=125円といった異常な円安だと、国内の食品メーカーは大変でしょうね。いろんな食材の値上げがニュースで流れますが、原料の高騰だけでなく、為替だけをみても商売的にはかなり厳しいものがあります。

 

なにせ大手のチョコレート製造業者や乳製品メーカーは、数百トン、数千トン単位で契約をします。そして海外からの輸入はそれを何回かにわけて、100トンとか200トンとか、ある程度まとまった数量をいっぺんに持ってくるんです。

 

そうすると、為替が1円でも円安に動いただけで、数百万円の赤字になることだって起こります。

(実際には契約時に為替の売り買いの予約をするので、為替リスクはかなり減るわけですが…。ようは契約時の為替が大切。大手にかぎっていえば今輸入される商品は数ヶ月から半年ぐらいまえに契約したものなので、為替はいまほど悪いわけではない)

 

だから契約する時期はピリピリしまくりですし、そういったことから商社はストレスが高い仕事だとイメージが定着してるのかもしれません。それと同時に給料もはんぱなく高いといったイメージも。

まぁ一言でいうと、ストレス過多、給料過多の仕事人間街道まっしぐらです。

 

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利益についてすこし話しておくと、

スーツを着たビジネスマンの画像

商社は上述のとおり基本的にものをつくってないので、決まったコストといったものがありません。いくらで海外のサプライヤーから仕入れるかも交渉だし、いくらで日本のメーカーに売るかも交渉。

 

そしてここがミソですが、為替が動けばそのぶんを販売価格にのっければいいだけなので、あるていどの利益はいつでも確保できることになります。

 

ほんとこのへんはお客さんとの信頼関係と交渉力、あとは海外のサプライヤーをどれだけ持ってるかがものをいう世界でもあるでしょう。

 

前職はヨーロッパやオーストラリアの主要サプライヤーとは信頼関係ができてましたし、アメリカが新たな供給元になりそうだった5、6年前にはいち早く主要メーカーを探してコンタクトを取り、アメリカ中を飛びまわって信頼関係の構築に努めようとしました。

 

まぁそこで僕はロサンゼルス駐在になり、適応障害からうつ病を発症して、戦線離脱したわけですが……。まぁしゃあない。

 

いま考えても三井物産や三菱商事、伊藤忠や丸紅といった商社は激務もいいところですよ。ぼくがいたところは中小だったものの、乳製品においては知名度もあり、仕事内容も似たようなものがあったんじゃないでしょうか。

 

まぁ忙しいぶん、やりがいと給料がハンパなく高いのが商社の営業という職種です。

 

しっかりまとめられた本を数冊よめばなんとなくつかめるでしょう。

とくに商社の仕事の中心となる法人営業ってわかりづらいですからね。

 

参考:職場でラテやエスプレッソを皆んなで飲もう!ネスレの「ネスカフェ アンバサダー」で仕事の効率アップをはかれ!

 

参考:アイスクリームには大量の粉乳「通称:ダップン」が使われる!アイスが美味しい季節になったので「乳製品の輸入商社マン」だった僕が解説しよう!







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