出展者として参加してから、ちょうど2年。
あのときはまさか名古屋に住むことになるなんて思いもしませんでしたが、こんどはお客さんとして行ってきたので、感じたことをツラツラと書きます。
イベント出展のことを幾度となく書いてきたものの、まだこのクリエーターズマーケット(通称:クリマ)について書いたことなかったですね。
過去の写真をひっぱりだしてまた今度まとめてみるかもしれません。
東海エリア最大のハンドメイドの祭典
まずは名古屋駅から「あおなみ線」にのり、電車でガタンゴトン揺られながら「ポートメッセなごや」に向かいます。
到着。
当日券を購入していざ中へ。
あ、入り口で手首にこれを巻かれました。
こういったイベントってブラックライトで光るスタンプを押されることが多いんですが、運営としてはこのほうが見やすくて管理しやすいんでしょう。
さて、ぼくらは「オーガニックコットンをもっと身近に格好よく!」いうことで、アトリエで一点一点シルクスクリーンプリントしたTシャツをこういったイベントで展示販売をいままで何度もしてきたわけですが、お客さんとして行ったのはすごーく久しぶり。
出展してるとゆっくりとは動きまわれないし、どうしても気持ちが張ってるので、じっくりとは見れないんですよ。
ただ今回はゆっくりと回ることができて、イベントの良さ厳しさを改めて感じることができました。いくつか見ていきましょう。
出展者のレベルが高い!
これにまず驚きました。
アート作品やちょっとした小物など、プロの出展者がおもったより多い印象です。
ちょっと歩くたびに立ち止まり、ジーっと見つめてしまいます。
参加型の楽しそうなワークショップが行われてたり、みてるだけでも刺激的で右脳が活性化します(笑)
いやー、僕らもこういったとこで毎回出展してたのね。
そこでそこそこの結果をだせるまでになったんですから、もっと自信をもっていいのかな、と感じました。
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人気のない出展者をみるのがツライ!
これも感じました。
なにせ僕らもはじめの頃はそうだったので(いまでも出展イベントによっては閑古鳥のごことく…)、ただポツンとブースに立って周りのブースに人が集まるのを悔しくみていたものです。
これが本当にキツくて、涙はでてくるし、バカにならない出展費用をかけてまで参加して大赤字だし、つらくて仕方がなかった数年前の記憶があたまをよぎりました。
商品がよければ売れるかといったらそうでない部分もあり、優しそうな出展者であればあるほど、アドバイスをしたくなってしまいました(余計なお世話でしょうが…)
ディスプレイは凄まじく大事
お客さんとして行って改めて感じたのが、とにかく疲れること!
会場の広さにくわえて出展者の数が多いので、みてるだけで疲れます。
そうなるとやはり、目立つディスプレイ、商品を魅せるディスプレイ、そしてストレスなく選べる分かりやすさ、といったことがすごく大事になってきます。
ほんと、作品が素晴らしいのに人気のないブースをみると「あ〜、もったいない。ここをこうするだけで売り上げも変わるし、みてもらえる人数も変わるだろうに」と、はがゆい気持ちになります。
参考:しばらく「ハンドメイド」のイベントには出店しないので、売上、利益ともに最高だった「デザフェス」でのディスプレイを詳しく解説しよう。
ディスプレイも作品の一部
あれってなんなんでしょうね。
出展してるってことはもちろん少しでも多くのひとに見てほしいんだろうけど、ぼくらの最初のころとおなじように、そこまで気がまわらないといったことなのかもしれませんな。
んむ、もったいない…。
あーいった経験をするともう二度と参加したくないだろうしなぁー。
これからはじめて出展をかんがえる人がこれを読んでたら、作品だけでなくディスプレイも気にかけてください。おなじ商品でも売り上げとお客さんの反応が桁違いにかわってきますよ。
それだけで反応率は雲泥の差なので、時間がなくて作り込みができないのであれば、作品は80%ぐらいの完成度でいいので、ディスプレイづくりにも力を入れたほうが絶対にいいです。