ぼくはミンネやクリーマといった、オンラインの手作りマーケットを利用してもう3年ちかく経ちます。
1点1点シルクスクリーンという昔ながらのプリント方法を独自にアレンジして、おなじものは二度とできない1点もののTシャツを販売しています。
商品が商品だけに春から夏にかけて販売数量が伸び、1枚5000円前後という値段設定ながら、数日に1枚売れています。
そこでたまに耳にするのが、ミンネやクリーマを利用しても、おもったように売れないといった声が強いこと。
気軽にはじめられるのはいいものの、なかなか結果がでないひとが多いのが実情のようです。
売れない理由ベスト3
1. 商品力がない!
3年ほど利用してる僕からすると、その一番の理由はズバリ商品力がないから。お金を払ってまで「欲しい!」とおもえる商品ではないのです。
残念ですが、それが現実です。細部にこだわるなりして商品力をつけましょう。
とはいえどうやったらいいかわからない人が大半ですよね?
そんなときは他の出品者の商品で自分が欲しくなるものを研究したり、レビューや販売数が多い人気作家さんを探してみてください。
で、なんで人気なのか、どういった値付けをしてるのか、お客さんのレビューではどんな声があるのか、そうしたことを調べてみると意外な発見があるものです。
2. 写真がド素人
商品に自信があっても売れない場合にも、ほかの人気クリエイターの出品作品をみると参考になるはず。
写真のクオリティが違いませんか?
人気がでてる(売れてる)商品は、例外がないほどに写真から魅力がつたわります。
背景に白い紙をひいてムダなものが映らないようにしたり、どうしても暗くなりがちなのを防ぐために撮影時にカメラ設定や撮る時間にまでこだわったり。
そうした商品を売るための魅せかたの工夫で売り上げは格段にかわります。たいそうなカメラを買ったりする必要はなく、ちょっとしたコツが必要です。
こうした本で勉強してみてもいいでしょう。
3. 商品数が少ない
売れない売れないと考えるまえに、あなたは商品をいくつ出品しましたか?まだ一桁とかじゃないですか?
それでも魅力的な商品で魅せかたもうまければ売れますが、少なくとも10点以上を出品してみましょう。そうすることで、あなたが作る商品の統一性が強化されますし、買い物するお客さんとしても安心できるものです。
販売数やレビューが増えれば自然と信用力もついていくので、評価がない最初がいちばん大変です。そこをなんとか乗り切れば、売ることに対する自信も増して右肩上がりに伸びる可能性は十分にあるでしょう。
4. 説明文が不十分
いくら商品が魅力的でも、その魅力が伝わらないと価値はないも同然です。
洋服であればサイズがわからなければお客さんは買いませんし、モデルが着用してる写真がなければ、その服を着てる自分の姿も想像しづらいです。
あとは、たんに商品の説明をするだけでなく、作り手の想いを伝えることで見ただけではわからない付加価値をつけることもできます。
商品を作った理由や想い、できあがるまでにかかった時間、トラブルなど、商品ひとつひとつに何かしらのストーリーがあると、その商品にグンと引き込まれるものです。
じゃあ何かしら作り話をしなきゃいけないのかな?というとそんなことはなく、自身がその商品にかけてきた愛情をわかりやすく伝えればいいでしょう。
さいごに
つくった商品が売れないとスゴく残念ですよね。
まわりの人たちの商品は売れてるのに、なんで自分のは売れないんだろう、そんなふうに考えてしまいがち。
ただそれにはもちろん理由があるので、試行錯誤しながら、じぶんなりの方法を模索してください。
商品を売るさいのポイントは、お客さん目線で考えること!
これにつきます。
じぶんがお客さんだったら欲しいかな?写真が暗くて見づらいかな?
そうしたことを考えて改善するだけで、ミンネはじめ他のオンラインマーケットでも自然と売り上げはついてきますよ。
3年やってた僕が言うんだから間違いありません!焦らずにコツコツと続けることが秘訣です。
今ではこうしたハンドメイドマーケットの売りかたを解説する本もでてるので、参考にしてもいいと思います。
あとは、ミンネだけじゃなく簡単にできるネットショップを作っちゃうのがオススメ。
無料ですし、やらない手はないですね。