「ぶりの照り焼き」を食事中、なかから20cmほどのミミズみたいな寄生虫が。「ブリ糸状虫」といい害はないものの、食欲がガタ落ちした話

気が滅入るほどの気持ち悪さで、ほんと吐き気をもよおしました。

なので直接画像をのせるのは控えますが、一応、画像検索結果のリンクはここ。

グロいので注意を(とくに食事中はヤバい) ⇒ ブリ糸状虫の画像

たべてたら身のなかにイタ〜!

スーパーで天然ブリを買ってきて、醤油とミリンに漬け、それを焼いて漬けたまま1日冷蔵庫で寝かしました。おいしいんですよ、これ。

で、いざ意気揚々とたべはじめて早々、身のなかからほそなが〜い物体を発見!

さいしょは内蔵(腸)かなぁ〜、とおもったものの、かんぜんに身のなかなのでそれはない。

それでもうピカ〜ンときましたよ。

こりゃ、寄生虫だ!!!

と……

でシンクまで持っていきブリの身から引き抜いてみると、なんと長さは20cmぐらい!

かなり長いです。これがまるまる小ちゃなブリの切り身に入ってたんですからねぇ、なんかスゴイ。

ちょっとでも端っこにでてたら事前に気づいたかもしれないのに。不運だ。

寄生虫の注意書きがスーパーにあることも

たまにスーパーで寄生虫がいるかもって親切に書いてあるスーパーもありますけどね。

ただ大抵は「アニサキス」のことで、今回のミミズ状のやつじゃありません。でもググるとわかりますが、ブリ、とその子供のハマチには、この「ブリ糸状虫」はものすごく一般的なようです。

さらにこうして寄生虫がでるってのは、大海原でそだった天然ブリの証拠らしいですよ。だから高級料亭に販売するときに、この寄生虫=ブリ糸状虫をいっしょに持っていくこともあったようです(いまもあるのかは知りません)。

目にする機会がすくないのは、体調20cm以上もあるため切り身などに魚をさばく段階で発見されてとりのぞかれてるから。

だから注意深くみてもらうと、切り身でも細長い穴があいてることがあります。

あれはこの寄生虫をとりだした証拠ですね。

火を通せば死にますし、冷凍保存でも1、2日で死ぬようです。

食べても害はなく、ネットでは食べたひとの感想まででてました。

ぼくは見た目でキモくてムリ…。むしろ取り出したあとのブリも食べれない。うぅ…

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仕方ない、でも嫌だなぁー

そりゃ自然界の生き物ですからね、仕方ないでしょう。

いってみりゃ僕ら人間だって、地球からしたら寄生虫みたいなもんだし、みな生きるのに必死なんですなー。

それにあーやって切り身のなかにスッポリ入ってるようだと、店側で取りのぞくのも不可能でしょう。ただお客さんからは結構クレームがくるみたいですよ、気の毒ですが。

でもあまりいい気はしないですよねぇ、今回のは害がない寄生虫だからいいものの、これが「アニサキス」でしかも刺身とか生食だったばあい、食道とかにくっついて凄まじいほどの痛みを発することもあるみたいなんですよ。

脅かすわけじゃありませんが、それはもう針を刺すみたいな激痛で、とりのぞく手術が必要になるなんて記事を読んだことがあります。

なにごとも100%はありませんが、こればっかりは避けようがないから怖いですね。

料理前や食べるときにしっかりと洗浄したり加熱すれば、あるていどは防げますしね。とうぶん魚を食べる気がしなくなっちゃったけど、こんごは気をつけることにします。みなさんもぜひご注意を。

この本は寄生虫と現代病との関わりが書かれてて、表紙はちょっとグロテスクですが中身はいたってまともでレビューの評価がすごく高い。気になる人は読んでみてください。

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