最終更新日:2017年2月13日
うつ病になるひとって感性が突拍子もなく強いひとが多いです。
繊細だからこそ傷つき、やがて奈落の底に落ちてしまうんです。
だったら発想を逆転させて、その繊細な感性をぞんぶんに生かせることやればいいんじゃない?
ぼくみたいにシルクスクリーンを始めてもいいし、美術館で好きなアーティストを探して崇拝してもいい(ぼくはジャクソン・ポロックを神と崇めております笑)し、はたまたブログを書くのだって自己表現のすばらしい場です。
うつ病になると活動範囲はせばまるし、とにかく自己否定をしてしまうもの。
そうした感情は内に秘めておくとどんどん大きくなる一方なので、アウトプットをしちゃうほうがスッキリして健全です。
絵を描ける=事実を受けいれ、それを発散させてる
東日本大震災でも特集がありましたが、子どもがいい例ですね。
自由に絵を描かせると、被災時の状況を生々しく描く子がいる一方で、まったく震災とは関係ない楽しい絵をひたすら描きつづける子がいるそうです。
ただその場合になかなか傷が癒えないのは後者の子どもたち。
まだ経験したことを受け入れることができず、じぶんの力で表現することができないんです。
やっと僕もホントの意味で過去を受けいれてる
これはぼくの場合も一緒。
うつ病だった経験をほんとの意味で受け入れれるようになったのは、去年の11月からはじめたこのブログで、いままで以上にアウトプットをしてるからです。
病気になった経緯を書き、それで過去のじぶんを受け入れていく。そしていままでスポッと記憶から抜けおちていた当時の状況を書けるようなったのって、じつはつい最近なんですよね。
この記事『ロサンゼルスで鬱病を患い、現実から逃げつづけ病状悪化。病院はマジで早く行ったほうがいいよ』のころなのでたった2ヶ月まえ。
それまでこうした具体的な当時のことって、心の奥底にしまい込んでました。
だからじつを言えば、ぼくの深層心理にはまだまだ深い闇が眠ってるんでしょう。
それをすこしずつ受け入れながら、書くことで表現して受け入れていくって作業を延々とくりかえしていくはずです。
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心の叫びを表現しろ!
絵描きやミュージシャンなどのアーティストも、からだの内側からおさえられない衝動があふれでることで、それが結果的に彼らの作品となっています。
なかには無理やりつくりあげることもあるんでしょうが、たいていは社会への怒りや不満、恋人への想いなどがあふれでて作品の骨格ができるはずです。
だからでしょう、ビギナーズラックや一発屋というのは、じぶんの信念(つよい気持ち)からつくりあげたから受けいれられた(ヒットした)、にもかかわらず、いちど評価されてしまったことで次には自由な発想でつくることができず、最初の作品をこえる作品がでてこないのは。
いちど売れてしまったからこそ、知らず知らずのうちにプレッシャーがかかったり雑念に亡霊のように囚われてしまうのです。
なにがいいたいかと言うと、うつ病のひとは繊細ですばらしい感性の持ち主なので、音楽でもいいし、美術館でもいいし、感性が刺激されることをやるといいよ!といった話。
よさそうなのをパッと調べてみるとこんなところですかね。
いろんな習いごとを探す⇒ EPARKスクール
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絵を描く ⇒ 簡単3ステップの水彩画講座
ただ毎回うつ病の記事かくたびに言うのもアレですが、重症時はひたすら寝ることぐらいしかできないはずなので無理だけはしないように。
ほんとの意味で重症であればまずこのブログも見ることができないはずですが。