ワールドビジョンのチャイルドスポンサーを2年続けた感想と評判レビュー!寄付で社会貢献できておすすめ!

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僕はうつ病で休職中のときに、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーを始めました。

毎月一定額を寄付すると貧しい地域の子どもが割り振られるので、たまにその子たちから送られてくる手紙や写真に癒されたものです。

かわいいサッカーボールの絵を描いてくれたり、1年たって当初より大きくなった姿が見られたり、金銭面で支援することで、その代わりに僕が受け取ったものはとてつもなく大きかった。

この記事ではワールドビジョンを知らない方に向けて、僕が実際に始めてみて感じたことを書いていきます。

参考にしてみてください。

>>説明はいいからワールドビジョンの公式サイトを見てみる

ワールドビジョンとは?

ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップ

教育を受けられない、安全な水が飲めないなど、貧困や必要最低限の権利さえ持てずに苦しむ状況の子どもたちに対して、その状況改善のため活動する国際協力のNGO団体です。

1950年にアメリカで設立されて少しずつ世界中に広がり、1987年には日本のワールドビジョンジャパンが始まりました。

ワールドビジョンジャパンは現在30ヶ国で活動していて、職員数84人、海外派遣・駐在スタッフ8人、ボランティアスタッフ285人で活動しています。

数多くの企業だけでなく、政府や国連とも連携して活動する大きな団体ですね。

 

それと僕が始めに気になったのが、キリスト教を前面に押し出してることですね。

ワールドビジョンについて調べると、キリスト教精神に基づいて支援する、といったことを見る聞くことがありますが、これは元々この活動を始めた人がキリスト教の宣教師だったことに由来しています。

キリスト教に入らなきゃいけない!ってことは当然ありませんので、ご安心を。

 

それとあまり想像できないかもしれませんが、戦後1960年代には日本の子ども達もこのワールドビジョンの支援を受けています。
>>ワールドビジョンの公式サイトへ

チャイルドスポンサーとは?

ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップ

毎月4500円の寄付でスポンサーになるチャイルドが住む地域の教育、農業、水資源の改善など、継続的な支援活動が行われます。

ひとつの事業として同地域で15年かけて実施され、そこに住む子どもの人生を変えていきます。

ポイントは、寄付を始めるとスポンサーとしてひとりのチャイルドが割り振られますが、そのチャイルドひとりを直接支援するわけではなく、あくまでもチャイルドが住む地域全体の状況を改善することに焦点を当てている点です。

そうすることで特定の子どもだけが支援の恩恵を得るのではなく、地域全体を開発・改善して、支援が終了したあとも良い環境を続けられるようにしています。

 

地域での事業は15年かけて行われるので「じゃあ寄付は15年も続けなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、その必要はありません。

実際に僕は2年ほど寄付をつづけて、その後、金銭的に苦しくなったのでやめました。

その話はこの記事の下のほうで書いたので参考まで。

 

そして今ワールドビジョンジャパンのチャイルドスポンサーは約6万人います。

これだけ多くの人がチャイルドスポンサーとして世界の子ども達を遠くから見守っているんです。
>>ワールドビジョンのチャイルドスポンサーになる

ワールドビジョンのチャイルドスポンサーで得られるもの

日常生活に足りないものを埋めるパズルピース

2年間ほどチャイルドスポンサーを続けて得られたのは、

  1. 社会の役に立ってるという自尊心
  2. 地理的に遠い言葉も通じない国とつながる一体感
  3. そしてその国に対してふくらむ好奇心
  4. 小さい子ども達から感謝される喜び

といったところでしょうか。

やってみるとわかりますが、自分の行動(たとえそれが寄付というお金でも)が誰かの役に立っているのを実感できるのはとても気持ちがいいものです。

知らず知らずのうちに、自信さえもみなぎってきますよ。

 

そしてチャイルドスポンサーは新しいチャイルドとの出会いです。

スポンサーになると始まることはこの通り。

  • 年1回、チャイルドの写真つき成長報告が届く
  • たまに手紙をもらったり、こちらから手紙を送ることもできる
  • 定期的に支援地域での活動報告や最新情報が届く
  • 専用のサイト「マイワールドビジョン」で支援状況がわかる

僕はうつ病のときにワールドビジョンのチャイルドスポンサーをはじめて、エチオピアの3歳(だったと記憶している)の男の子のスポンサーになりました。

最初に写真をもらえたので(ちょっとした枠付きで立てかけて置けるようになってた)、それを日常生活で見える机の上に置いておきましたよ。

その子の顔を見るたびに遠いアフリカのエチオピアのことを考えて、僕の毎月のささやかな支援がその子、そしてその地域に住む他の子どもたちの生活を少しでも改善してくれればいいな〜と思っていました。

 

その地域では安全な水を自由に飲むことができなかったため、水道設備を整えることが課題として挙げられていたと記憶しています。

そのために僕の寄付金が使われて、すこしでも安心して水を飲めるようになれば嬉しいなと。

そう想いを馳せることが僕の気持ちを温かい気持ちにしてくれていましたね。

 

うつ病のときに当時のぼくの状況を整理するために作った図がこれです。

鬱病時にチャイルドスポンサーが大切だった図

 

赤:心の中心になっていたもの

青:人間関係

緑:趣味

 

当時の僕にとって、国際協力であるチャイルドスポンサーが本当に大切だったのがわかりますね。
>>ワールドビジョンのチャイルドスポンサーになる

チャイルドスポンサーを初めて痛かったこと

これはやはり金銭面の負担です。

毎月4500円を寄付として支払いますので、うつ病で休職してる身分としては大きな出費です。

ただ傷病手当金で今までの給料の3分の2ぐらいはもらっていましたし、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーを始めて感じたメリットは予想以上に大きかったので、病気がかなり回復するまで続けました。

 

その後、休職が終わり復職したものの、また体調が悪化して退職してからもしばらくはチャイルドスポンサーを続けてました。

でも収入が一切なくなり貯金がどんどん減っていく生活になり、「これはさすがに続けられないな…」と感じた時点でやめました。

さすがにやめるときは心が痛みましたけどね。

それまで2年以上にわたって支援を続けたので、スポンサーになったエチオピアの子どもには愛着がわいていましたし、できることなら続けたかったのが正直なところ。

とはいえ、収入がなく貯金を切り崩す生活をしてる身としては仕方なかったと割り切っています。

 

あと、てっきり解約するのにワールドビジョンから理由を聞かれたり引き止められるかと思っていましたが、特にそんなこともなく簡単にやめられました。

その点は良かったです。

寄付で社会貢献できるチャイルドスポンサーを始めよう

手を広げて喜ぶ女性

このワールドビジョンのチャイルドスポンサーを知ったのは本屋のレジの横に置いてあったパンフレットがきっかけでしたが、こうした制度の存在を知っただけでなく実際に2年間ほどやってみて良かったです。

いまでもスポンサーになった子どもとは僕の心のなかで繋がっていますし、そうした機会をくれたワールドビジョンに感謝しています。

よく寄付は偽善だとかなんとか言われたりしますが、そのおかげで学校に通えたり、汚い水を飲まなくてすんだり、ご飯が食べれたり、と現地の子ども達とその家族、そしてその地域全体に貢献していることはまぎれもない事実。

月4500円、つまり1日150円の寄付で世界の助けを必要としてる子どもとつながり、手紙の交換だけでなく成長を遠くから見守りながら応援できる

そんな素敵な体験をできるのがワールドビジョンのチャイルドスポンサーです。

そして希望があれば支援したい国や性別(男の子か女の子か)を選ぶこともできます。

やめるのも簡単ですので、まずは試してみてください。
>>ワールドビジョンの公式サイトへ

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